私自身ママなのですが、ママ友付き合いに疲弊したママ友から多くの相談を受けるという不思議な構図の中にいます(笑)
その内容の多くが、特定のママとの「付き合いが疲れる」「一緒の時間を過ごすと必ず1回はモヤッとする」「過ごした時間を子供との時間に当てればよかったと後悔する」…というもの。
ママ友付き合いに疲弊している方、結構多いのではないでしょうか?
そんなママ仲間の皆さんに、この記事ではそもそものママ友の必要性から、ママ友とストレスなく上手に平和に付き合う方法までお話していきたいと思います。
ママ友なんて要らない!
『名前のない女神たち』というドラマ、ご存知ですか?私は子供が出来る前にあのドラマを観て、ママ友なんて要らないって本気で思いました。
しかしどうでしょう。
蓋を開けてみると、まんざらそうではないというのが率直な感想でした。ただ、中にはできれば関わりたくないと思うようなママも存在するのも事実ですし、「ママ友めんどくさっ」と思うことも時折あることもまた事実(汗)
ここで、ママ友がいることによるメリット・デメリット、そして、ママ友がいないことによるメリット・デメリットを以下にまとめてみました。
ママ友がいることによるメリット
- 悩みを打ち明け共感しあえることが励みになる
- 子育てにおける地域情報や教育情報をシェアし合えて見識が広まる
- お互いの子供のがんばりを讃え合い、親子共々良い刺激になる
- 困った時に助けてくれるありがたい友達の輪が広がる
- 小さいうちは親子で集まる為、子供同士が友達の輪を作りやすいことに加え、その場で親が友達と交流する姿を見て社会性を身に着けやすい
- 良好な関係を築けていると、知らないところで守ってくれたりする
ママ友がいることによるデメリット
- 悩みは間違いなく増える(『すべての悩みは「対人関係の悩み」である』 byアドラー)
- 個人情報が漏れるリスクがある
- 成績やスポーツの出来不出来による比較の対象となり心が乱れることがある
- 時に困ったことを頼まれることもある
- 行事があると様々な人から声をかけられなかなか帰れなかったりする
- ビジネスしているママ友からサロンやイベントに招かれ断りたい時に疲れる
- 時に嫉妬やひがみやっかみの対象となりダメージを受けることがある
- 全員が善良なママ友ではないため、精査が必要
筆者のママ友ひがみやっかみ被害については、『悪口の告げ口は善意?悪意?判断基準ーママ友・職場の同僚・友達・家族ー誰を信じる?』を読んでみてくださいね!迷いが消え、心が晴れやかになりますように♪
ママ友がいないことによるメリット
- どこに行っても誰からも話しかけられないのでタイムロスがない
- 自分の仕事と子育てに集中できる
- 他の子と比較したりされたりする機会が激減する
- 変な頼まれ事もされないので困ることもない
- ママ友派閥等面倒くさいことに巻き込まれない
- ママ友ビジネスにお呼ばれすることもない
- 邪念が減る
- ママ同士の嫉妬やひがみやっかみから逃れられる
ママ友がいないことによるデメリット
- 情報収集はほぼ全て自分で行うことになるので発見が少ない
- 親が友達と絡む姿を見られないので、対人関係はほぼ家族内からしか学べない
- 良くも悪くも孤独
- 我が子がどのように日々を送っているか、友人視点の情報が全く入ってこない
- 時に欲しい情報が回ってこない
- 大変な時に協力してもらえるパートナーは家族のみとなる
【ママ友】の定義づけが重要
この様にまとめてみると改めて、ママ友がいてもいなくても、それぞれメリット・デメリットがあることに気付かされます。
そして、特に【ママ友がいる場合のデメリット】を考えた時に、「一体ママ友って何なんだろう(いない方が良くない?)」と考えざるを得ません。そんなママ友であれば【ママ友がいないことによるデメリット】など無視してもよいのでは?と。
しかし、そもそもこんなデメリットばかりのママ友は【友】と呼べるのでしょうか?
筆者は、ママ友が必要か不要かと考える前に、まず前提として自分の中における【ママ友】の定義づけが非常に重要であると考えています。
その定義に合わないのであれば、「ママ友は怖い!要らない!」と全てを遮断するよりも、「取捨選択」し、自分の人生に必要な人と深く交流すれば良いでしょう。
悩んでしまうママは、「避けられない」「断れない」と我慢してしまう優しく穏やかなママが多いように見受けられます。
ママ友の定義(付き合うべきママ友)
- 誠実であり、善い心の持ち主
- 助け合える仲間である
- 人の気持ちを考えられる
- 疲れない
- 子供が巣立っても付き合いたいと思える
一緒にいて少しでも嫌な気持ちがするのであれば、仕事でもないし無理してお付き合いする必要はありません。
気持ち良く挨拶して、笑顔で秒で去る。
必要な時のみ我慢して話す、それだけです。
挨拶だけ気をつけて必要な時に最小限お話できていれば人間関係に亀裂が入ることもなく至って平和。
私自身は、それに徹し続け、ママ友付き合いのストレスは最小限にできていると自負しています。
ママ友とストレスなく上手に付き合うための基本行動指針
- 以下のタイプのママ友とは心身共に距離を取るべし
- 情報屋噂好きママ友「お前はミヤネ屋か」
- 文句たれママ友「文句しかない(顔に出てる)」
- 相手の心を乱す発言するママ友「アナタ本当に友達?」
- マウントママ友「とにかく上でいたいのね」
- 個人情報垂れ流しママ友「それそこで言う必要ある?」
- ビジネスママ友「私もしや金づるですか?」
- 告げ口ママ友「~があなたのこと(悪口)って言ってたよ~ヒドイネ。(ひどいのはお前だ)」
- 気の進まないものには断る勇気を持つべし
- ママ友とは親友である必要はない
- ママ友になんでも話す必要はない
無理して付き合わないということと同時に大切なのは、ママ友に伝えたり聞き出したりする必要のない情報だってあるということ。知らない過去があったって、今その時にどれだけ励まし合い高め合えるかが重要です。
学生の頃みたいに、「なんでも話さなきゃ親友じゃない!」みたいな感覚はない方が無難でしょう。
告げ口ママについては、対処法も含め『悪口の告げ口は善意?悪意?判断基準ーママ友・職場の同僚・友達・家族ー誰を信じる?』をご参照ください!
まとめ
「ママ友は必要ない!」と初めから嫌厭するするには非常にもったいない。かといって、【ママ友】というものに対して変な理想像を持ったり、全員と付き合おうとして自分が疲弊するのもまた違う。
なかなか匙加減が難しい【ママ友】付き合いかもしれませんが、疲れた時はちょっと足を止めてご自分の【 『【習い事・ママ友は選ぶべし】毒親と伸びない子はセット!?子供を伸ばすために辞めるべき行動と避けるべき保護者の特徴3選』では、習い事によくいる付き合うべきでないママ友の特徴をご紹介しております。是非ご一読ください!