【習い事保護者の品格】伸びる子の親の特徴と行動6選

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子供の習い事

どの習い事でも、必ずいる伸びる子と伸びない子。指導者としても生徒の保護者としても、そのケースを数々目の当たりにしてきた筆者が確信したことーそれは、特に幼児~小中学生くらいまでは子供の伸びは親の性質に大きく関わっていることです。この記事では、伸びる子の親の特徴を『保護者の品格』としてご紹介します。

保護者の品格1:子供と習い事に関心を持っている

伸びる子の親は、子供と子供の取り組む習い事に必ず関心を持っています。

子供の上達、変化、あるいは停滞期にも敏感。褒めるべき時は褒めて一緒に喜び、また逆の時には都度問題を対処しようと努力する。それでも悩ましい時には指導者に素直に相談しアドバイスを乞える素直さを持ちあわせているという特徴があります。

それでいて過干渉ではなく、適度な距離感を持って子供の良きサポーターとなっています。

それが出来るのは何故か?ーそれは、次の章でお話しますね。

保護者の品格2:親の役割とは何か考えている

伸びない子の親で良くありがちなのが『過干渉&過保護親』、そして『放置無関心親』。

過干渉&過保護親

道具の準備、スケジュール管理、その日の目標、提出物の準備・・・等々すべてにおいて親が管理してくれて、お子様は何もしないというご家庭があるのですが、大抵親のいない場所でのパフォーマンスは良くありません。

「言ってくれないと分かりません!事前に説明してください!」

そんな親の口癖がこれ。

先生は子供に伝えたが、親は把握しておらず子供が忘れて怒られるパターンは良くあるのですが、ここで子供を叱らず先生に文句を言うのが過保護親。

伸びる子の親は、子供が失敗から学習しなければならない事を理解しています

幼児なら分かりますが、小学生になったら少しずつ自分でできること、自分で考えられることを増やしていかなくてはなりませんね。

放置無関心親

「うちの子は全部自分でやってるんで。」

一見素晴らしいこの言葉。実はこの手のご両親のお子様は、2パターンあります。

  • 良い例:子供が自立していて自己管理がしっかりできている(親はある程度把握した上で信頼して子供に任せている)
  • あまりよろしくない例:【全部自分でやってる】=【放置】+【無関心】=【自分でやる以外選択肢がなく最低限自分でやっている】

放置無関心親は、子供を習い事に丸投げすれば普通に上達すると安易に考えているご家庭がほとんどです。

しかし、最も身近な親が無関心だと、「もっと上達したい!」という気持ちはなかなか湧かない。当の本人は習い事の時間もなんとなく過ごす。

例え本人がすごいことを達成しても、親がそのすごさを分からない。よって、あまり褒めてもらえない。それは、子供にとってとても空しい瞬間なのです。向上心の育ちにくい環境と言えるでしょう。


伸びる子の親は、都度親の役割を見極めて行動しています。あるいは、その親の見極めが難しい場合には専門家である先生に相談したり、情報収集をしたりと一生懸命。

要所要所で『親としてすべき事』を慎重に取捨選択しています。何事も【過ぎたるは及ばざるがごとし】であることを知っています

保護者の品格3:人のせいにしない

「うちの子が結果が出ないなんて、先生の指導が悪いせいでしょ。」

「練習メニューが全部お気に入りの子基準よね。」

「レギュラーなんて実力じゃなく贔屓順でしょう。」

上手くいかない理由を人のせいにして伸びる子はいません。

『気に入られている』『贔屓』という文句は、残酷な様ですが負け惜しみであることが多いです。その様な子は実際に努力をしていて実力があり、立派に結果をだしている場合が多いのです。

自分を信頼してくれて、ひたむきに頑張る子を応援したくなるのは、人間として&指導者として当たり前ですからね。

伸びる子の親は常に「どのようにしたら伸びるか?」と、努力を重ねる方向にベクトルを向けています。

とはいえ、実際に教室に問題がある場合もありますから難しいですね。判断に迷われる場合は、『先生や教室に問題があるかもと思ったら』をご一読ください。

保護者の品格4:無意味な揚げ足取りをしない

「それ保護者の仕事?」

「連絡遅ッ」

「え・・・あれも足りないこれも足りない。どういうこと?」

「誤字脱字ヤバ」

疑問を感じたら聞けばいい。連絡が遅かったらつつけばいい。連絡の内容が足りなかったら確認すればいい。やってもらったらやってもらったで、内容にケチをつける。

場合によっては、言うべきこともあるかもしれませんが、逐一この調子だと、『あなたはよっぽど優秀なお方なんですね…』と嫌味の一つでも言いたくなるんですよね。

そして、親がこの調子だと「先生また?ヤバー。恥ずかしくないの?」と、先生を見下しはじめます。

先生を見下すことは、先生の言うことを素直に聞けなくなるということ。お子様は、その道において圧倒的に不利になります。

文句人任せもほどほどに。足りないところは補い合う。

そんなゆったりとした心構えで、先生との信頼関係を築き上げられると良いですね。

保護者の品格5:毒親に近づかない

保護者困った

毒親というものは、基本ネガティブです。

口を開けば文句ばかり。「一体どうすればあなたの口から文句がでなくなるんですかね?」と問いたくなるほど。

ネガティブは伝染します。

ママに伝染すれば子供にはいとも簡単に伝染します。

ネガティブになると、先生の言うことを聞かなくなり、教育効果は半減どころか皆無になることも。

そんな悪影響の種を持ち込んでくるようなママ友には出来る限り近づかない、無駄な話をしない。

伸びる子の親は、常にニュートラルなポジションにいる印象です。無駄に群れないのもまた一つの特徴です。

親としての普段の行動や声かけ、子供の “伸び” に大きく関わってくることは確実です。ママ同士の会話、子供は意外と聞いているので気をつけましょう。

こんなことばかり話していると、そもそも『ママ友って必要なの?』とまで思ってきてしまうこともあるでしょう。

良いママの見分け方や、ママ友との上手な付き合い方については、『ママ友は必要?必要ない?上手な付き合い方とは?@習い事 幼稚園 保育園 学校 ーママ界の究極のテーマに結論!』を是非ご一読ください。

保護者の品格6:謙虚さを忘れない

同じ習い事内で頑張っている仲間(あるいは保護者)に、対抗心むき出しでバチバチしたり、我が子の努力や成績を自慢気に語るような親は、伸びる子の親に限っては見たことがありません。

親が仲間に対して傲慢になっていると、それは子供にも伝染します。傲慢な人間が、親子共々習い事内における良い人間関係を築いていくことができないのは目に見えています。

できたとしても、お子さんがトップを走っている期間限定となることは確実。実力が落ちれば、群がっていた人たちも離れて行くでしょう。

本当に有能な人間は、仲間を見下して傲慢になりません

仲間を含め皆、良い時もあれば悪い時もある。時に刺激をもらい仲間を目標に据え、時に励まし元気付け合うことで支えになる。親子共々そのような関係を築き上げられると良いですね。

先生や教室に問題があるかもと思ったら

保護者の品格を語ってきましたが、残念ながら時に『どう考えても教室(クラブ)がおかしいのでは?』という事案もあります指導内容や誠実さ、情報提供があからさまに不足していると、支払った対価を求める保護者の不満が高まるのは当然ですし、正当ですからね。

その際には、是非、もう一度「良い教室とは?」考えてみましょう。あるいは、積極的にセカンドオピニオンを取得しに行くのもおすすめです。

「良い教室とは?何が普通なの?」分からなくなった時は『子供が続けたい!良い教室/習い事の先生特徴6選ー続かない、飽きっぽいは本当?』を読んでみてください。

セカンドオピニオン取得先のおすすめについては、『習い事の悩み解決の新手段!人に言えないモヤモヤ解消・客観的セカンドオピニオン取得の方法とは?』にまとめております。

まとめ

夢溢れる小学生

親の振る舞いは、内であれ外であれ、子供を伸びに大きく関わってきます。どうせなら、子供が自然と向上心を持ち、気持ちよく伸びて行けるような良い環境を作ってあげたいですよね。

それには、親の品格が問われます。

親としても成長しつつ、先生や保護者仲間と良い信頼関係を沢山構築していきたいですね。学ぶべき点の多い素敵な先生やママ友との出会いが沢山あると、親子共々有意義な時間が過ごせますよ。

負のスパイラルに呑み込まれずに、明るい未来へ努力を重ねられますように。

皆さんのご活躍を心よりお祈りしています。

元オリンピック選手という素晴らしい功績を持つ先生さえも、生徒や保護者との絡みで手を焼いている様ですね。オリンピック選手になれるいうのは、素晴らしい才能を持っていることに加え、並外れた努力を継続することができる人物ということ。その人物に期待され、求められることといったら、必ず厳しいものになると思うのですが難しいですね。

筆者なりに、まだ記憶に新しいフィギュアスケート教室訴訟事件を分析してみました。『元オリンピック選手指導者告訴に学ぶ先生/保護者の品格ー新体操・バレエ・フィギュアスケート』ご興味のあるかたは是非ご一読ください!

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