保育園児は可哀想はもう古い!?保育園のメリットと消えゆく幼稚園児との差

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

ママ友 子供の習い事

仕事復帰が近づくにつれ、「本当に復帰していいのかな?」「やっぱり幼稚園にしたほうがいいのでは…?」と迷いが出てくるママは多いのではないでしょうか?あるいは、「保育園に預けのは可哀想なのかな?(周りに言われた)」なんて不安になっていませんか?この記事では、保護者として、あるいは指導者として両園児と関わってきた筆者が、客観的観点により分析した結果をまとめました。

「保育園児は可哀想」はもう古い理由

進化する保育園

ちょっと前には保育施設自体が足りなくて完全に買い手市場だった保育施設も事態は一変。

現在は待機児童問題もほぼ解消されつつあり、各保育施設がより魅力的な取り組みをして子供の取り合いに。保育園間の競争が激化していると言えます。

【入れたらラッキー保育園時代】は終焉を迎え、現在は【保育園を選ぶ時代】と言えるでしょう。

独自の教育方針・教育プログラムを基に保育を行う施設

アートに力を入れる保育園
ヨコミネ式教育法採用保育園
英語保育を採用した保育園

企業とタイアップした体育や芸術活動等のレッスンを行う施設

「ただ預かってくれるだけで…」の時代は終わり、現は正課の時間に追加料金なしで専任講師を招いた教育をしてくれる保育園が多数。

その内容は、アート、英会話、体育、書道、など多岐に渡ります。

至れり尽くせりの保育園はメリットしかない

そんな保育園選り取り見取りの現在、定員割れが起こっている幼稚園もあるとのこと…。

以前は「教育に手厚いのは幼稚園」という声が根強い部分もありましたが、現在はそうでもないのが実情。教育に差がなくなってきた上、夏休みや春休みもいつもと同じように保育をしてくれる保育園に軍配が上がるのも無理はないかもしれませんね。

消えゆく幼稚園児との差

かつて幼稚園児ママからは「保育園児は粗暴」、「保育園児はお行儀悪い」、「保育園児=野生児」などと、陰で保育園児を下に見るような発言があったり…

「学力は幼稚園児が上」というデータがあったり…

かつて保育園ママだったので、心中穏やかではありませんでした。「保育園児は~である」と一般化して表現するのは、過去においても現在においてもおかしなこと。

現在に至るまで数多くの子供達を見てきましたが、保育園児でも幼稚園児でも粗暴な子は粗暴。お行儀悪い子はお行儀が悪い。

しかし、過去において全体的に保育園児に【NG率】が高かったというのは確か。そして、その差がほぼない今も否定できない保育園児と幼稚園児の差は何点か存在します。

保育園児の方が落ち着きがない子が多い

保育園児は預かり時間が長いので、預かり時間の短い幼稚園児や一号認定の子供達に比べてストレスが多いです。これは、甘えたい時に甘えられない時や、譲ってあげたり集団行動したりする際の我慢の積み重ね。

保育士さんも頑張ってくれているけど、保育園児1人につき1人の保育士さんがついている訳ではないので、1人の要望に答えられないのはごく普通のこと。もともと大人しくて聞き分けの良い子は特に我慢を強いられることになることにはママも留意しておいた方が良いです。

このように表現すると、保育園児は可哀想論に結び付けられそうですが、そうではありません。

我慢することというのは時に必要なことであり、集団行動の中で時に我慢したり、あるいは主張したりすることによってコミュニケーション能力やストレス耐性が鍛えられます。したがって、子供達はとても逞しく成長することでしょう。

ただ、精神的に疲れることは間違いありません。特に、夕方の保育園児は「甘えたい」気持ちと「疲れ」が爆発して落ち着きがなく情緒不安定になることも多々。

同じ授業をしていても、幼稚園児や一号認定の子供達の方が圧倒的に集中力があり落ち着きがあることは否定できません。

保育方針にも依存するところもありますが、長時間保育を予定しているママはお迎え後の時間の過ごし方・接し方に気を付ける必要があります。

お迎えの後は、愛情をたっぷり注いで、落ち着きと安らぎを与えてあげてくださいね。

保育園児の方が自分でできることが多い

保育園児は早期から自分で出来ることは自分でできる様に指導されます。おうちにいればママにやってもらえることも全て自分でやります。園にある自分の持ちものの管理も自分のお仕事。

「保育園上がりの子はしっかりしてる!」「たくましい!」

幼稚園児ママからよくこのようなコメントも耳にします。

残る幼稚園ママとのギャップ

保育園児と幼稚園児の差がほぼなくなっているのに対して、その親のギャップは結構あるというのが筆者の感触。

小学校に入ると分かるのですが、幼稚園ママとの挨拶場面で「あら保育園なの…。」という空気が流れることも少なくありません。順応性のある子供達とは対照的に、親の世代の中ではまだ時代の流れについて行かない固定観念や偏見というものが残っている人には残っているのでしょう。

保育園児にとって、保育園は家?

ある幼稚園児ママより先日このようなご意見をいただきましたが、私は違和感を覚えました。

確かに、保育士さん達はママの代わりと言わんばかりに愛情一杯に見守ってくれています。家にいる時間よりも保育園にいる時間の方が長い子がほとんどでしょう。

そかし、保育園は子供達にとって「ちょっと頑張らなくてはいけない場所」であることに変わりはないのです。幼稚園児だけでなく保育園児にとっても、あるがままでいられる場所は他でもなくおうちの人がいる家なのです。

保育園ママだって、仕事をしながら育児も真剣に頑張っているのです。決して育児を丸投げしているわけではありません。

今日も育児に仕事にがんばる保育園ママ、自信を持ってくださいね。

悩みに悩んで筆者は保育園卒園後仕事を辞める選択をしました。詳しくは、『【時短明けフルタイムでダウン】長年勤めた会社を退職したワーママのその後の幸せ』をご一読ください!

幼稚園ママは過保護であることが多い

子供達の習い事を通してよく実感することが多いのですが、子供達自身よりも親の方が細部にわたって把握&管理しているなぁと感心すると、大抵の場合幼稚園ママだったりします。

そして、自分の忘れ物や準備不足等を親のせいにする子供達が多い印象です。

とても機転が利く優秀なママなのでしょう。しかし一方で、その子供達は自分で考える力が不足している傾向があります。

宿泊学習でもあったものなら、親が全てお膳立てしないと全く準備ができない。「自分でできないから」と小分けにしたり、「分からないから」とジップロックに親切に書いたり…。準備に不備があれば、子供は旅先でどうすれば良いか分からなくなる。

何かあればすぐに親が動く。

「え、その程度で?」、「いやはやもう高学年ですよ?」ということも。

幼稚園ママは教育熱心であることが多い

全体的に幼稚園ママの方が教育熱心である方が多いのは紛れもない事実。

中学受験を選択するのも、幼稚園ママのご家庭が圧倒的に多い印象です。

というのは、幼稚園を選択肢に入れられるのは、一馬力でも経済的に不安のないご家庭のみ。おうちにいるママが勉強を見てあげることも物理的に可能なので、中学受験も視野に入れやすいという背景があります。

時間的に余裕もあり、経済的に更に余裕があれば習い事もしっかり取り組むことができます。

時に保育園児や保育園家庭に多少偏見がある様に感じるのも、そういった背景を持つ幼稚園ママならではの自負がある方が多いのも一因ではないかと感じます。

まとめ

夢溢れる小学生

筆者自身、保育園を選んだことに後悔はありませんし、スキルの面で仕事を極限まで続けて良かったと思っています。だからこそある今だと思っています。

でも、今またあの時へタイムスリップするのであれば、もしかしたらもっと子供達と時間を過ごせる形で仕事を続ける方法を模索するかもしれません。

理由は、ただ『もっとあの時の子供達との時間を過ごしたいから』。

出身が保育園であれ、幼稚園であれ、親子共々足りない点はお互いに補い合い、良い点は学び合い、お互いを尊重して成長していきたいですね。

タイトルとURLをコピーしました