【新体操】伸びる子・伸びやすい子ってどんな子?共通して見られる新体操女子の特徴9選+α

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【新体操】伸びる子・伸びやすい子ってどんな子?共通して見られる新体操女子の特徴9選+α 子供の習い事

新体操で伸びる子って一体どんな子?

長年新体操という競技に関わる中で、数々の指導者・新体操キッズと保護者達を目の当たりにしてきた実体験をベースにまとめ上げました。

もし、あなたが「伸びる子の特徴」に当てはまってなくても大丈夫。努力次第で、「伸びる子」にこれからなれる!

新体操を既に始められている方も、これから検討される方も、あるいはそのご家族もー新体操ライフがより充実したものとなりますよう、是非ご一読ください^^

1.負けず嫌いで向上心がある子

一番のライバルは「自分自身」。常に上を見て、様々な誘惑に負けず上達のために自分を律することのできる子はとても強いです。

新体操は、上手になろうとするといつの間にか生活が新体操一色になってしまうことが多々。友達と丸一日遊んだり、だらだらテレビを見たり、甘いお菓子やポテチを沢山食べたり、周りを見渡せば日常は誘惑だらけ。

常に次の目標を掲げ、それに向けてひとつひとつの行動を選択できる志の高い子は必ず伸びるでしょう。

2.メンタルが強く、根性がある子

「うわー、きったねー。」

生徒の演技を見て、コーチがつぶやいているのを何度か目にしたことがあります。

たまたま品の悪いコーチに当たってしまったのだと思いますが、新体操の現場では「汚い」「可愛くない」「美しくない」「気持ち悪い」というご指摘は良く耳にします。

競技とはいえ、女子にとってそのような部類のご指摘を受けるのって、泣きたくなるくらいショックじゃないですか!?私なら泣く!)

しかも個人種目の本番なんて、たった一人レオタード姿で、大勢のスーツを着た審査員を前にして私ならこの時点で無理!)、自分の世界に浸り切り、難しい技を披露しながら美しく踊り魅せ切らなくてはなりません(゚Д゚;)

・・・・・・・・・非常~に強いメンタルが必要だと感じました。

ーいや、もしかしたら、そのメンタルは新体操によって鍛えられたのかもしれませんがw

そして、更にその技と言ったら練習では失敗ばかり何度も何度も何度も何度も失敗するのが当たり前。それでもあきらめずに!めげずに!何回もトライし、練習を続けられる根性のある子はやっぱり強いです。

3.想像力・表現力の豊かな子

戸惑いや恥じらいなく自分の中にある一部、または、まだ見たことのない世界をも想像してその中で感情をさらけ出すことのできる子(うーん、演技力というのでしょうか…もうある種女優の様な子)、そしてそれに楽しさを見いだせる子の演技は本当に胸に響きます。

そして、必ず審判員の目に留まり、心にも残るでしょう。

表現力のある子は比較的良い演技を作ってもらえる可能性が高いと思われます。演技を作る方も、「あの子の演技はイメージしやすい!振り付けしやすい!楽しい!」という事情もきっとあるでしょうね。あるいは、その表現力がゆえに良い演技となるのかもしれません。

新体操は、表現力・芸術性が点数で評価されるスポーツです。

中でも芸術点(A)の評価は、本人の努力や才能だけではどうしようもない側面もあります。指導陣のスキルと新体操界における評判や信頼が採点に直接影響することがないとは言いきれません(芸術Aに関してより詳細は、『【新体操点数分析 Aとは?(芸術) Eとは?(実施)】点数が低い・点数が取れない理由・原因は一体何!?採点の仕方を学ぼう』をご参照ください)。

本気で新体操を頑張りたい子は、クラブ選び・先生選びから慎重に行うことをおすすめいたします

4.好奇心が強く研究熱心な子

ルールについてはもちろん、憧れの選手の演技をYouTube等で研究して、技を覚えてしまったり表現を盗んだりできるような子は、自ずと伸びていきます。そして、その成長も一際早いでしょう。

指導者にも積極的に聞きに行く貪欲さがあれば尚素晴らしく、指導者からも一目置かれ、効率よく伸びて行くこと間違いなし

ただ、頭でっかちさんになって、指導者にたてつく方向に進むのは好ましくなく、悪循環を生むので気をつけましょう

5.素直な子

新体操レオタード

指導者の助言を素直に聞けること

意外にできない子が多いです。返事は良くても、響いてないのか?分かってないのか?あるいは全く聞いていないのか?

「何度言っても直らない」と、指導陣がお手上げ状態となることも。できない言い訳もNGです。

アドバイスをもらったら、まずそれをしっかり実行してみましょう

できないのならば、それをできるようになるにはどうすれば良いのか?自分で考えた上でアドバイスを乞いましょう。

指導者とも良い信頼関係・正のスパイラルが生まれます。

6.地道な努力ができる子

新体操には身体の柔軟性・体幹の強さが必要不可欠。

毎日長時間の練習に加え、自宅での地道な体幹トレや柔軟をコツコツコツコツ…しっかりと続けられる子はいずれ化ける子です

上記の書籍に掲載されているようなトレーニングを日々続けることによって、時間が経てば経つほど一際目立って伸びることでしょう。

※「新体操はちょっとやそっと練習しただけでは “おぉ!” と誰もが感激してしまうような演技には絶対ならない」という、新体操の理想とはかけ離れた現実は『【新体操を検討中の親必見】理想と現実のギャップとは?よくある勘違い4選』でご紹介しております。↓↓↓

7.運動神経が優れている子

ここでの運動神経とは、『身体を器用にコントロールできる』という意が強いです。

新体操は、美しく魅せながら人間離れした技を次々と正確に繰り出していく非常に難易度の高いスポーツ。運動神経/器用さが劣っているならば、人一倍時間をかけて練習するしかありません。

運動神経は、ある程度は鍛えることができる様なので、小さなうちから遊びを通して四股を使った様々な動きを意識してさせるのが良いでしょう。

運動能力が成長しやすく、新体操においてもやればやるほどグンとレベルアップできる時期とその時期にやる事をしっかりとおさえておくと良いですね(詳しくは、『【新体操】伸びる時期はいつ?新体操ゴールデンエイジ期に爆伸びするためやるべきこと』をご参照ください)。

8.頭の良い子

新体操では、長時間かけて身体に定着させた振り付けを、本番前に余儀なく変更されることなど日常茶飯事。

コーチの言っていることがうまく伝わらなかったり、振り付けの覚えが悪かったりすると、指導が後手後手になりがち。

「覚えが悪い方かも・・・」と思ったら、メモをしたり動画を撮ってもらう等自分から工夫して不足している力を補う努力をするようにしましょう。

また、新体操のルールは細かい&特例だらけでとても難しいです。その難しく複雑なルールをしっかり頭に叩き込み・意識できる子は強いですよね(新体操競技のルールについて大枠を確認したい方は、『【新体操ルールの大枠が分かる】点数の付け方・採点方法・ルールブックの解釈を分かりやすく解説』をご参照ください)。

「言われて直す/言われて意識する選手」の数倍のはやさで伸びて行くでしょう。

※ ルールが難しいので指導者も大変そうですが…〇〇〇すぎる指導者を選択してしまうと大変なことになるので気をつけましょう…(詳しくは、『【新体操】良いクラブ・良い先生/コーチの選び方ー必須チェックポイント(実体験ベース)を暴露 – 学びのシェア。』をご参照ください)

\新体操のルールを勉強しよう! /

9.新体操が好きという気持ちが人一倍強い子

新体操が大好き

オリンピックに出場した素晴らしい選手達が口を揃えて言うことー「新体操が大好き」

この「新体操大好き」とは、オタクの域だと申し分ないです!

暇さえあれば新体操のことを考えてたり練習したりしていますか?

そのくらい大好きですか?

その気持ちがあれば、先述の「好奇心」や「向上心」、「がんばる意欲」などは、自然と溢れ出てくるものなのかもしれませんね。

【番外編1】家族が一番の理解者であり協力者である子

家族が一番の理解者であり協力者である

新体操教室に行けば先生に厳しくしごかれ、家に帰ればまた親に厳しくされる。祖父母まで厳しい。あるいは、その逆であなたのやる事に無関心。

こんな環境で、良い時も悪い時も新体操が好きで続けられるでしょうか?

元オリンピック日本代表の畠山愛理選手も、以下の様に話されていました。

競技人生の中で、たくさんの方々に支えていただいたし、救われてきたと思っています。その中であえて一番の存在として挙げるとしたら、両親です。

一緒にストレッチをして、初めて180度開脚ができるようになった日や、いい演技ができた時には私と一緒に喜んでくれたし、新体操をやめたいと泣いた時には母も一緒に泣いていました。

「愛理が辛いときは私も辛い」と、自分のことで泣いている母の姿を見た時、母は私のことを支えてくれていただけではなく、私と一緒に戦い続けてくれていたんだ、と気がつきました。両親には本当に感謝をしています。

【新体操・畠山愛理さんインタビュー】「好きという気持ちの先に夢がある」 – JSPO Plus

子供が高い目標を設定し、それが例えいばらの道をだったとしても、常に親は子供の一番の理解者ありファンであり戦友であり、心の支えでありたいですね。

【番外編2】先生・コーチを心から信頼し、尊敬できる子

最近、先生という立場にある人達がとても大変な状況にありますよね。

そもそもが先生を見下すようなスタンスの高学歴保護者や、何につけても文句をつけるモンスターペアレンツ等、保護者からの圧が原因で教職員の方々の仕事量が大幅に増えています。

ーさて、そういった保護者たちの子供達はどうでしょう?

先生を見下す両親の子供は先生を見下しています。

先生の文句ばかり言う両親の子供は、先生の文句ばかり言います。

親の考え・教えは子供に伝染します。尊敬も信頼もしていない先生のアドバイスなんて、誰が素直に聞くでしょうか

新体操も同じです。

指導者のアドバイスを子供にしっかりと聞いてもらうためには、親も子供と共に先生を、引いてはクラブを信頼しなければなりません

ですから、指導者が信頼に足る人物であることは、非常に大切な要素なのです(優れた教室の選び方については、『【新体操】良いクラブ・良い先生/コーチの選び方ー必須チェックポイント(実体験ベース)を暴露 – 学びのシェア。』をご参照ください)。

今、もしもお通いの教室に気になる点が少しでもあるならば、以下の記事をご一読いただけたら幸いです。

クラブになんとなく不満があり、ぼんやりと移籍をお考えの方へ

今のクラブで結果が出ない等先生のスキルに不信感が出てきた方へ

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

あなたは(お子様は)、いくつ当てはまっていましたか?

他にも、『【新体操】うちの娘向いてる子?向いてない子?適性検査してみよう!ー選ばれるあの子の秘密ー』には、「新体操の向き不向き」についてまとめてあります。こちらは、より生まれつきに近い身体的要素を中心にご紹介していますので、是非適性検査がてら併せてご一読くださいね。

また、新体操には努力した分『爆伸び』する伸び時・新体操ゴールデンエイジというものもあるのも事実です。伸びる時期・その時期にすべき事に関しては『  【新体操】伸びる時期はいつ?新体操ゴールデンエイジ期に爆伸びするためやるべきこと』をご参照ください。

それでは、今日も新体操の練習に励む皆さんに幸あれ♪

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