「生まれつき身体が柔らかい」子ってたまにいるんですよね。通常、毎日欠かさずストレッチして徐々に徐々に柔らかくしていく努力が必要不可欠なもの。生まれつき柔らかさが備わっているのであれば、活かさない手はありませんよね!この記事では、身体の柔らかさを最大限に活かせるおすすめの習い事5選をご紹介します。
柔らかさを生かすための前提として
柔軟性は、どの競技(スポーツ)やダンスをするにも、必要不可欠な要素です。身体の可動領域が広くなりますからね。ですから、言ってしまえばどんなスポーツにも活きるんです。
そんな柔らかさが初めから備わっているなんて、羨ましい限り!
ただ、柔軟性だけでは上達しないというのもまた真実。
柔軟な身体を支える筋肉、身体全体のバランスを保つ体幹、そして、そのトレーニングにもまた地道な努力が必要となります。
また、せっかく柔らかい身体も、運動不足・ストレッチ不足が続けば加齢と共に自然と硬くなってしまいます。
柔軟性を特に活かせる習い事1:バレエ
バレエは柔軟性を要求される習い事の代表格ですよね。習い事としてのバレエのメリット・デメリットを見て行きましょう。
習い事としてのバレエのメリット
- 正しい姿勢が身に付く
- 普段の身のこなしまでも美しくなる
- 教室数が多いので比較的選べることが多い
- 新体操やフィギュアスケート等様々な競技にバレエの基礎が組み込まれているため、色々な競技に活かせる
日本のバレエ人口は世界一と言われるくらい多いのに、男性バレエダンサー(バレリーノ)は非常~に人数が少ないので、引く手あまた!!業界でかなり優遇されるらしいっす。
習い事としてのバレエのデメリット
- 発表会費用が10万円を超えるのは普通
- バレエは芸術であるため、採点基準が分かりにくい
- コンクールで受賞するとお礼を包んで渡す(高額)風習もあり蓋をあけるのが怖い側面がある
- 上を目指すと、見た目(プロポーション)がかなり重要
柔軟性を特に活かせる習い事2:新体操
新体操は、バレエよりも更に柔軟性を要求されます。バレエは芸術であるのに対し、新体操はスポーツですが似ているところも多々(バレエと新体操の違いに関して詳細は、『バレエ/新体操どっちがいい?違い&似てるところ徹底比較!選び方まとめ』をご一読ください)。
習い事としての新体操のメリット・デメリットを見て行きましょう。
習い事としての新体操のメリット
- 正しい姿勢が身に付く
- リボンやクラブなど、魅力的な手具が使える
- アクロバティックな技ができるようになる
- 体育のマット競技お手本確定
- 様々な音楽も一緒に楽しめる
- 個人競技も団体競技も楽しむことができる
男子新体操、みたことあります?すごーーーく格好良いんすよ。手具は、女子のリボン、フープ、ボールがなく、代わりにスティック・リングがります。新体操に関しては、適性検査記事を作成しているので是非ご一読くださいね↓↓↓
習い事としての新体操のデメリット
- スポーツなので、バレエほどの華やかさ/豪華さはない
- あの技を週1のレッスンでできるようになると思わない方が良い(難易度高)
- 本番環境が整う場所が少ない(天井の高さ・本番用マット等)ため、本格的にやりたいとなった時に誰もができるわけではない
- 上を目指すと、見た目(プロポーション)がかなり重要
- 芸術観点の評価もあるので、白黒が分かりにくいグレーな部分もある
- 公立学校に部活としてあることはほぼない(中学からの新体操については、『新体操中学生からどうする!?私立中学新体操部とクラブチームの現実まとめ』をご一読ください)
- バレエの要素がかなり重要になってくるため、場合によっては両方習う必要がある
- 衣装の準備が非常に大変(手間・費用共に)である
新体操のデメリットについて詳細は、『習い事に新体操のデメリット8選ー選手経験者の実体験を踏まえた現実まとめ』をご一読ください!上記の様な内容をより具体的に解説しております。
柔軟性を特に活かせる習い事3:体操
体操も柔軟性を要求される習い事であると言えます。それと同時にかなりの筋力も必要であると言えるでしょう。
習い事としての体操のメリット・デメリットを見て行きましょう。
習い事としての体操のメリット
- 正しい姿勢が身に付く
- 身長がなくても、小柄なほうがむしろ有利
- 極めるととてつもないアクロバティックな技ができるようになる
- 体育のマット競技お手本確定
- 新体操よりもスポーツ色が強く格好良さがある
- 比較的習える場所が多い
- 女子の場合、レオタード装飾が若干必要(新体操の比ではありませんが!)
習い事としての体操のデメリット
- 音楽に合わせて踊る等はないので、華やかさは新体操より劣る
- 男女ともに筋肉質になることを覚悟
- 高身長の場合は不利になる可能性がある
- 公立中学校に部活としてあることはほぼない
- 新体操やフィギュア程ではないが、衣装の準備が大変(手間・費用共に)である
柔軟性を特に活かせる習い事4:チアリーディング/チアダンス
チアリーディングはアクロバティックなジャンプや回転技を伴い高い身体能力が求められるスポーツ競技で、チアダンスはダンス競技。
チアダンスの歴史はまだ浅く、チアリーディングから派生したものなんすよ。ポンポンを持って踊るやつですね!因みに、英語で「チアダンス」は✕。「song leading」や「pom dance」と表現するらしい。
習い事としてのチアリーディング/チアダンスのメリット
- 正しい姿勢が身に付く
- チーム競技のため、協調性が身に付く
- ポジティブ精神に基づいた競技で明るい
- 可愛く魅力的でかつスポーツの格好良さもある
習い事としてのチアリーディング/チアダンスのデメリット
- 公立中学校に部活としてあることはほぼない
- 教室数が比較的少ない
- 一人ではできない
- 日本では女子特有のスポーツと思われがちである(起源は男性であり、もちろん男子チアもある)
- プロに進みたいとなった場合、活躍する場所が比較的危険(飲酒可能・撮影可能)
柔軟性を特に活かせる習い事5:フィギュアスケート
フィギュアスケートは、バレエの要素が数多く取り入れられているため、柔軟性を存分に活かすことができる習い事であると言えるでしょう。
習い事としてのフィギュアスケートのメリット
- 正しい姿勢が身に付く
- とにかく圧倒的に華やか
- やってるだけで「スゴイ・・・!」となる
習い事としてのフィギュアスケートのデメリット
- バレエの要素がかなり重要になってくるため、場合によっては両方習う必要がある
- 練習場所がかなり限られる
- 教室数が少ない
- 衣装の準備が非常に大変(手間・費用共に)である
- 芸術観点の評価もあるので、白黒が分かりにくいグレーな部分もある
- 公立中学校に部活としてあることはない
- レッスン費用や場所代はあらゆるスポーツの中でもダントツで高額
フィギュアスケート教室に関しては元オリンピアンの訴訟問題も記憶に新しいですが、真実はいかがなものか…?保護者も見極めが必要です。詳細は、『元オリンピック選手指導者告訴に学ぶ先生/保護者の品格ー新体操・バレエ・フィギュアスケート』をご一読ください。
柔軟性を活かせる習い事番外編1:各種ダンス教室
他にも、各種ダンスも柔軟性を存分に活かすことができます。ダンスには非常に様々な種類があるため、近くにはどんなダンス教室があるのかリサーチして、そこから絞って行っても良いですね。
比較的メジャーなジャズダンスやヒップホップダンス、社交ダンスの他にも、ベリーダンスやフラダンス、フラメンコやなど海外発祥のダンスなど、選択肢は想像以上に沢山ありますよ。
社交ダンス界でも バレエ同様男性ダンサーは需要過多で引っ張りだこらしいです!!
柔軟性を活かせる習い事番外編2:ミュージカル
劇団四季のミュージカルは観に行かれましたか?
舞台には、物語の中に歌やダンスが沢山盛り込まれています。
ダンスは柔軟性が必要なバレエが基本となったダンスが多く、ミュージカルを習う子供達の中には、バレエや歌のレッスンを別個で習っているメンバーも。
身体が柔らかく、歌やダンス、そして自己表現が上手なお子様には最適な習い事と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
「これぞ!」というものがありましたでしょうか?
柔軟性を最大限に活かすとなると、どちらかというと「魅せる」ものになりますね。
しかし、冒頭でもお話した通り、柔軟性はどのスポーツでも非常に大切な要素。野球選手のあの大谷選手もイチロー選手だってとても柔らかいのです。
柔らかい×運動神経が良い
柔らかい×スタイルが良い
柔らかい×リズム感が良い
柔らかい×表現力が優れている
等、他の要素と掛け合わせて適性を見つけるのも良さそうですね。
「こんなはずじゃなかった」なんて後悔されることないよう、是非今だけでなく長い目で見たメリット・デメリットも併せ、それを把握した上で始めることをおすすめいたします。
皆さんが、得意を活かして輝けますように!
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