晴れて大会に出場したのに、納得のいかない点数に首をかしげたことはありませんか?
「DBとは(身体難度)? DAとは(手具難度)?何をどう改善すれば得点アップにつながるの?」
この記事を参考に、点数表を分析してみましょう。ルールを知り、改善策を見つけることで悩みが晴れること間違いなし!
明日から前向きに新体操(もしくはその送迎)を頑張れますよう祈りを込めて。
2025年~のルールでは、『DB/DA』の呼称は『BD/AD』になるし、E難度もEスコアに追加されます。変更点に関しては、『【2025】新体操ルール2024年からの変更点・違いまとめーRG最新ルールの概要をつかもう』をご参照ください。本記事の記載に関しても、2025年度ルールが適用され次第修正して参ります。
新体操大会のDB・DA得点を分析する
新体操は、参照するルールは同じなのにもかかわらず、大会や審判によって採点の厳しさに大きく幅があります。場合によっては、オリジナル加点ルール等もある場合も。
ですから、一概に「~点だからスゴイ!」とは言えません。
大会の度にそのレベルを把握し、「自分が記録した点数が、周りの選手と比べどのような位置にいるか」で自分の出来栄えを把握するようなところがあることを理解しておきましょう。
それを踏まえた上で、自分の点数表をDB、DA、E、Aそれぞれ分析していきましょう。
その前に・・・
☆ まずは得点の大枠を知りたい方はコチラ
DB(身体難度)得点が周りの選手に比べて低い
まずは、「自分がもし完璧にこなせたら、何点のDB得点が取れる構成になっているのか」を把握していないのであれば、指導者に積極的に確認しましょう。
その上で、DB(身体難度)の点数(持ち点)が低い場合、考えられる要因を以下に列挙してみました。
- そもそもレベルの高い難度が入っていない
- 不意に手をついてしまうなど難度が不正確でノーカウントあるいは加点が低くなっている
DBの持ち点が低い場合
先生やコーチは「まだこの子には無理でしょう」と難しいDB(身体難度)を入れてくれていないということになります。より高いDBを演技に入れてもらえるよう、体幹や柔軟性を向上させる必要があります。毎日のようにレッスンに通っているとしても、残念ながら自宅トレーニングは必須。高得点のDBを取得できる選手は、必ずこなしていることなのです。
\レベルの高い難度が出来るこは、必ずやる事やってます↓/
DBの持ち点に近い点数が取れている場合
これは、演技に入れてもらった難度がほぼ正確に出来ているということ。
すなわち、次のレベルへステップアップできるということ。どんどんレベルの高い難度にチャレンジして行きましょう。先生やコーチにしっかりとアドバイスを乞うことも忘れずに。それは、意志と熱意を伝えられる良いチャンスとなりますよ。
どのような技を取り入れたいのか?他の人の演技を見て研究してから先生に確認すると尚良いかもしれませんね。
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R(リスク)の完成度は?
投げ(R:回転を伴うダイナミック要素)が成功すると、DBの得点域に加算されます。DBの得点率が良くない場合、投げの完成度の低さが一因となっている可能性もあります。
手具をうまくキャッチできたとしても、回転不足になってはいませんか?回転不足では、せっかくのリスク(R)もノーカウントとなってしまいます。
更に、投げの高さに関しても同じことが言えます。
今一度自分の投げ(R)の質を確認してみましょう。
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DA(手具難度)の点数が周りの選手に比べて低い
DBと同様、まず自分は完璧にこなせたら何点のDA(手具難度)が取れる構成になっているのかを指導者に確認しましょう。
DAの持ち点が低い場合
DAの点数を上げて行くために、例えば手具の視野外操作を取り入れたり、DB実施中のDAを確実に実施できるよう手具操作に加えて筋力や体幹を地道に鍛えたりする必要があるでしょう。
DAの得点率が思わしくない場合
具体的には以下が原因として挙げられます。
- DA実施中に手具を落とした
- バランスを崩して手で手具を支えた(もしくは転倒)
質の高いDAが実施できるよう、持ち点が低い場合と同様、手具操作のレベルアップ、そして筋力や体幹の増強が必要不可欠であるといえます。
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まとめ
DBとは?DAとは?Rとは?
しっかりと理解した上で、それらの点数が思うように伸びない原因は見つかりましたでしょうか?
この記事が、読んでくださっている皆さんの新体操ライフに少しでもお役立てられたら幸いです。
A、Eの点数が伸びなくて悩んでいる方々向けの記事も書いていますので、よろしければご参照ください!
今日も新体操の練習に励む選手達、送り迎えに励むお父様お母様に幸あれ!